成人式のアレコレ

「こんなに艶やかな振袖を着るのはなぜ?」
もし、少し気恥ずかしいと思っていても、
その意味を知れば、二十歳という特別感を十分に感じていただけるはず。
振袖の歴史から、最高の成人式を迎えるポイントまで
嶋屋ならではの「成人式情報」をお届けします。

振袖選びのコツ

20歳のお祝いは振袖美人になろう

成人式を迎えるあなた、まだ1年あると思っていませんか?
でも「友達とはちょっと差をつけたいな」「一生に一度の成人式、どうせ着るなら一番のお気に入りが着たい」って思いますよね。
そんなあなたは早めの準備が吉。最高に輝く振袖美人になりましょう。

まずは私の振袖を探そう

何を基準に選べばいいの?
カタログを見て、まずは目を慣らし、そして見る目を養いましょう。
好き嫌いなどで、自分が着てみたい色や柄を絞っていくといいでしょう。
自分のイメージを描いてから、現物を見ると気に入った振袖に早くで出会えるはず。
何度くらい呉服屋さんに足を運ぶといいの?
満足のいく振袖に出会えるまで、時間の許す限り足を運んでみましょう。呉服屋さんの雰囲気に慣れることも大切ですから、気軽にこまめに通ってみることをおすすめします。
また、最近では和雑貨やアンティークな着物を扱うお店もい多いため、そういったところから慣れてもいいでしょう。

私に合わせた振袖を着たい! どんな風に演出したらいいの?

少し小柄だけど、スラッとして見せるには?
全身に大きな柄が入っているものより、細かい柄が入っているものがスッキリして見えます。かわいらしさより大人っぽさを演出したい場合は前身頃の裾の柄丈がおはしょりより下にあるものを選ぶといいでしょう。
より華やかに、誰よりも目立つには?
大勢の中でより目立つためには、はっきりとした色や濃い色を選びましょう。総柄で艶やかな大小の混ざった大胆な柄がいいでしょう。肩にも柄の入った着物を選ぶと座っているときにも柄が見えてとても華やかで存在感が演出できます。
また、小物にもこだわってみましょう。帯〆・帯揚げ・重ね衿・髪飾りなどに少し凝ってみるだけで印象はガラリと変わります。
アウトドアが大好きで肌は小麦色、より清楚に見せるには?
普段使っているより少し白い色のファンデーションを使うと顔色が目立つことはないため、あまり気にされることはないでしょう。淡い色の着物を選ぶ場合には、ベージュ系・オレンジ系・オリーブグリーン系などにすると顔うつりがより良くなります。
優しい雰囲気を出すには?
振袖を着るだけで十分優しい雰囲気を演出できますから、女性らしさを意識しすぎなくても大丈夫です。
ただ、女性らしさということで淡く優しい色で繊細な柄を選ぶより、濃い地色の方が引き締まってスッキリします。流れのある連続模様であればよりスリムに見せることもできます。着物そのものだけではなく小物の色合わせでイメージを作ることも大切です。
高い身長を生かせる柄は?
大胆な飛び柄や横広がりの柄もきれいに見えます。さらに理知的な雰囲気にしたい場合は、市松風や上下で地色が区切られたもの、単純な模様を選ぶといいでしょう。

いざ、決定! 最終確認をしよう

お気に入りを選んで試着による決め手は?
洋服ではあまり選ばない色や好みではない色が意外に似合うことが多いのが着物。顔の形やどんな雰囲気にキメたいかによっても変わってきます。実際に試着してみる時は鏡から2~3m離れ、全身を写して顔が白く美しく見えるものに決めるといいでしょう。
ポイントとなる柄バランスのチェックは?
美しく着こなすために重要なのが柄の位置。上半身に柄のあるものについては、身長に対してバランスがいいかどうか確認しましょう。